スマートホーム事業

ぼくの「住宅エネルギー産業」への想い

2015年ですね。

新年あけましておめでとうございます。

本年も「日本の住宅産業に役立てるインスピレーション」

これを与えられるように、

フィットらしく、鈴江らしく頑張りますので、

よろしくお願いします。

さて新年にあたり、


自分の住宅産業への想いをまとめます。

ぼくは自分が携わる、

「住宅エネルギー産業」がけっこう気に入っています。

しかし初めからそうだったわけではありません。

実は昔はあまり好きではなかったのです。

だって他社の悪口の言い合うひと多いし、

価格が不透明で分かりにくいし、

業界自体の意識も決して高くないじゃないですか。

でも自分が選択した道だし、

とにかく目の前の仕事を、一生懸命やろうと、

腹くくってやっていたら、

このおかしな業界を変えたい、

こうすれば面白いというのが見えてきました。

やるやつが誰もいないから面白そうと思えたんですね。

そしてドンドンはまっていきました。

住宅ローンが0円の家や、

コンパクトソーラー発電所、

ソーラー戸建賃貸など、

新しい商品を生み出して、

お客様に「面白いね、それ」

と言ってもらえるのはとても最高です。

このためにやっていると言っても過言じゃないかも。。。

これからも、

二拠点に住む費用を0円で実現するという新しいライフスタイル、

電気自動車やロボットと住宅との連携。

個人年金をソーラーで作るプロジェクト、

そしてアジア後進国への住宅でのお役立ち、

などなどロマンが広がっています。

既存の住宅産業の枠にとらわれると・・・ですが、

視点を変えれば、国民の暮らしを支えるという事で、

けっこうやることいっぱいで「成長産業」だと思いますね。

ぼくの経営スタンスは、「消費者代表目線」です。

消費者の代表者であり続けるのです。


そして消費者としてぼくが欲しいと思うものを創るのです。


だから「物価」も上がって「工賃」も上がっているのだから、

「もう少し高く売りましょう」

というような業界の声にも、賛同できません。


むやみなコスト反映を極端に嫌います。


業界全体の意識が低く、努力が足りませんね。


フィットの規格型コンパクト住宅が全国に広がったのは、


顧客視点を忘れなかったからだと思います。


新しい持ち家を考えたときに、


単なる売上げUPというより、


社会的に日本の持ち家を変えるという、


インフラ的活動にもなると考えていました。


そういう

「でかいこと」

「意味のあること」

をしたいと考えています。

経営者には「志」がなければだめだと思います。

小さな幸せを守ろうとしたら、

ぼくは経営を卒業する時だと思う。

いつの日かあるかもしれませんが・・・


ぼくには行政や筋の通らない人に楯突く、


そういうやんちゃものというレッテルが貼られていて、


周りの人からも良く叱られます。

「ごめんなさい」


でもむやみに文句を言っていません。


なぜ楯突くかというと筋の通らない、


既得権益者のエゴが大嫌いだからです。


というか許せないのです。


ぼくには反骨精神が染みついている。


いろんな事に「いじめられた」からかもしれないですけどね。


このままイノベーション無しで、


今までの延長線上で生きていては、


日本の未来は悲しいものになるはずです。

地方なんて2020年以降は悲惨だと思いますよ。

ぼくは日本を変えたいんです。

それが自分の役割だと勝手に思っています。


住宅イノベーションも、大きな戦いです。

凝り固まった日本のマイホーム神話を変えるのは、

至難の業かもしれません。

でもだからこそやりたいのかもしれないですね。

そこに幸せな「新しいライフスタイル」が見えるのです。


無駄に大きな家を持ち、「負債をもって資産と勘違いする日本人」


このマイホームの持ち方、ぼくたちフィットが必ず変えてみせます。

子供にメタボリックでCO2バリバリ排出する、

必要以上に大きな家を売って、

かっこいいパパとは胸はれないです。


今年も、こんな想いで挑戦します。